リビング収納実例・東京都U様

こんにちは!!

room stylist・整理収納アドバイザーの鈴木亜弥です

今回は実例の紹介です。

東京都にお住まいの共働きご夫婦とお子様の4人家族のU様です。

目次

リビング収納のBefore→after

ビフォーがこちらです!

リビング収納の大きさは押入れ約半畳分の奥行きが深めの棚板5枚ある両扉の収納です。

今回のお困りごとは

  • 引越して1週間で以前住んでいた時に使用していた収納を適当に入れてしまったので使いづらい。
  • 旦那様が毎回違った場所に置いてしまい、次に探す時に他のモノを出して元に戻してくれない。
  • 洗面所が収納が少ない為、洗面所で使うストックを収納したい。

このようにお話しされていました。

要・不要を区別する大切さ

1番上の書類の場所は変更は必要ないとの事だったので

それ以外の入っているモノを全て出し始めに要・不要を分けていきました。

キッチンとダイニングテーブルに中の荷物を全て出した様子の一部です

モノを仕分けしていく時にU様からこんな言葉を頂きました。

  • こんなに区別に時間がかかるとは思わなかった。
  • 不要と思えるモノの判断基準が分かって良かった。
  • 自分の生活を見直す事と整理収納が直結していると気づいた。
  • 同じマスキングテープが7個も出てきて無駄買いをしていると気づけて良かった。

お片付けで重要になってくるのがこの要・不要を区別する事です。

物を捨てられないと思っている方も多いと思いますが

ご自分にとって要・必要が分かると、全て残しておく必要がないんだと納得できるキッカケになると思います。

お一人でそれを納得することはなかなか難しいかな…とも感じます。

その為、私たち整理収納アドバイザーの出番です!

客観的な意見や新たな角度からの考えを聞くと今までの常識をいい意味で覆せると思うからです。

皆さまキッカケは様々ですが、変わりたい!どうにかしたい!と少しでも思った時が変われるタイミングだと思います。

引き出し収納の適切の高さとは?

今回気になったのが、引き出し収納の高さです。

引き出しは開けたら上からモノ全体を確認出来る事がメリットです。

U様の引き出し収納は目線の高さに設置されていました。

その為、中身を確認する事が難しく収納の中はほとんど物が入っておらず

うまく活用しきれていない様子でした。

今回はまず、引き出し収納を上から覗ける高さに変更しました。

4段目と5段目に集約しています。

この中にはU様がよく使う化粧品のストックや貴重品

掃除の備品やストックを置きました。

引き出しが使いやすいのは肩より下の位置が使いやすいです。

引き出しは中身を上から全て見渡せる事がメリットなので設置位置が適切か、ぜひ確認して見てください。

誰が使うのかで高さが決まる

『ご家族が元に戻してくれない』

この言葉はよくお悩みで話題が出ます。

今回もご主人様が元の場所に戻してくれないとお話しをお聞きしたので

原因としては

  • 入れる場所が明確ではない
  • 収納がいっぱいで戻しにくい
  • 取り出すのに面倒臭い位置や複数の工程がある

このような事が考えられます。

この時に大切なのは誰が主に使うモノなのかが重要になってくると思います。

物の置き場所の基準として一つあるのが使う人の身長に合わせた高さに収納する事だと思います。

そこで背の高いご主人様がよく使う猫グッツは2段目の左の扉だけ開けたらすぐ取れる事を意識して収納しました。

ストック品は高い位置に引き出しを使用しましたがご主人様が見えれば良いとの事だったのでこの位置に

次にお子様がよく取り出すティッシュが届かない位置に置いていた為「ティッシュ取って!」と家事の途中で声をかけられるのが困るとおっしゃていたので手の届く3段目に移動させました。

この様に細かいですが、プチストレスを一つづつ解消していくとストレスも無駄な時間も少なくなると思います。

開戸の使いやすい場所と高さ

開戸の使いやすい場所は開けた時にすぐ取り出せる

真ん中の部分です。

使いやすい場所は今回U様にとっては4、5段目が取り出しやすい場所となります。

この時に右の扉だけ開けたら取れるような配置にすると更に取り出す手数が少なくなるので

面倒くさがりの方も戻しやすくなります。

目線より下になっていく毎に上から見て分かる様な収納にすると物の管理が楽になっていきます。

物を見直した効果

物の要・不要を区別した結果二つの引き出し収納が空になり別の場所に使う事になりました。

無駄に収納を増やす事なく整えたことで節約の効果となりました。

まとめ

作業に入る前に何が入ってるのか、U様も理解していない様子で何度も引き出しを開け閉めしていたのが印象でした。

種類別にグループ分けする時も同じ用途や同じ場面で使う物を一緒に分けていると時間が経つ毎に判断が早くなっていき驚きました!

  • 引き出し収納は肩の位置より下の位置が使いやすい。
  • 誰が主に使う物なのか確認し、身長に合わせた高さに収納すると戻しやすくなる。
  • 自分にとって本当に必要な物とは何か第三者と話すことで気づくと判断が明確になる。手放す事は悪いことではない。
  • 開戸は真ん中が1番取り出しやすく左右どちらかだけ開けたらすぐ取れる様にすると更に楽になる!

参考になったら嬉しいです。

今回はリビング収納でした。

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執筆者

Aya Suzukiのアバター Aya Suzuki 整理収納アドバイザー

monotoa代表の鈴木亜弥です。ルームスタイリストプロ/整理収納アドバイザー1級を取得し、おうちの動線を意識したお片付けサービスを行っています。

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